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AWS Config

AWS Configとは

「AWS リソースの設定が今どうなっているか」「過去にどう変わったか」を記録し、 それが「あらかじめ決めたルール(コンプライアンス)に違反していないか」を 自動チェックするサービスです。

主な3つの役割

  1. 設定履歴の記録(タイムマシン機能) 「いつ、誰が、何を、どう変えたのか」を時系列で保存します。

    • 用途: 「昨日まで動いていたのに今日動かなくなった」というときに、前日の設定と現在の設定を比較して、何が原因か特定するのに役立ちます。
    • 連携: CloudTrail と組み合わせることで、「設定変更(Config)」と「実行したユーザー(CloudTrail)」を紐付けて追跡できます。
  2. コンプライアンスの評価(自動検知) 「S3 バケットはパブリック公開禁止」「セキュリティグループの 22 番ポート(SSH)は原則開放禁止」といったルールを定義し、違反したリソースがないか監視します。

    • マネージドルール: AWS が用意している標準的なルール(例:s3-bucket-public-read-prohibited)。
    • カスタムルール: Lambda 関数を使い、プロジェクト独自の複雑なルールを Java 等で作成することも可能です。
  3. リソースの依存関係の可視化

特定の EC2 インスタンスにどのセキュリティグループが紐付いているか、どの VPC に属しているかといった「リソース同士のつながり」を把握できます。

AWS Config の構成要素

要素 内容
Configuration Recorder 設定情報の収集を開始・停止するスイッチのようなもの。
Config Rule 評価するためのルール。「準拠(Compliant)」か「非準拠(Non-compliant)」を判定。
Dashboard 組織全体のコンプライアンス遵守状況をひと目で確認できる画面。
Remediation 非準拠が見つかった際、自動的に修正アクション(Systems Manager など)を実行する機能。

料金の考え方

AWS Config は「使った分だけ」の従量課金ですが、以下の 2 点が主なコスト要因です。

  • 設定項目の記録: リソースに変更があった際に発生(1 回あたり 0.003 程度)。

  • ルールの評価: ルールが実行されるたびに発生。

ヒント

CloudTrail との違い

  • CloudTrail: 「誰が API を叩いたか」という 行動のログ
  • AWS Config: 「その結果、設定がどうなったか」という 状態のログ

AWS Cloud Practitioner の試験でも、この「Config = リソースの設定変更・履歴管理・コンプライアンス」というキーワードは頻出です。