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AWS Trusted Advisor

AWS Trusted Advisorとは

AWS 環境をスキャンして、コスト・セキュリティ・パフォーマンスなどの観点から「もっとこうすると良いですよ」と ベストプラクティスに基づいたアドバイスを自動で行ってくれるオンラインツール です。

一言で言えば、「AWS 専属の健康診断・経営コンサルタント」 のようなサービスです。

6 つの診断カテゴリ

Trusted Advisor は、以下の 6 つの観点であなたの AWS 環境をチェックします。

カテゴリ 内容の例
コスト最適化 使われていない EC2 インスタンスや、アイドル状態の RDS などを教えてくれます。
セキュリティ S3 バケットが公開されていないか、MFA(多要素認証)が設定されているか等を確認します。
パフォーマンス インスタンスの負荷が高すぎないか、適切な設定がされているかをチェックします。
耐障害性 バックアップ(スナップショット)が取られているか、マルチ AZ 構成かを確認します。
サービスの制限 サービスの上限(クォータ)に近づいていないか監視し、不足を防ぎます
運用上の優秀性 CloudFormation のスタック状態など、運用の健全性をチェックします。

診断結果の表示(信号機形式)

チェック結果は直感的にわかるように 3 色で表示されます。

  • 🟢 緑(問題なし): ベストプラクティスに従っています。

  • 🟡 黄(調査を推奨): 潜在的な問題があります。確認が必要です。

  • 🔴 赤(アクションを推奨): 緊急性の高い問題や、明らかな無駄が見つかっています。

料金とサポートプランによる違い

Trusted Advisor 自体に「利用料」はありませんが、契約している AWS サポートプラン によって利用できるチェック項目の数が大きく変わります。

  • ベーシック / デベロッパープラン(無料〜低額)

    • セキュリティ」の一部項目 と 「サービスの制限」 のみがチェック可能です。
  • ビジネス / エンタープライズプラン(有償)

    • 全カテゴリ(100 以上の項目) のフルチェックが可能です。
    • AWS Support API を通じた自動化も可能になります。

よくある活用シーン

  • 「AWS 代が最近高い気がする……」 と思ったら、「コスト最適化」の項目を見て不要なリソースを特定する。
  • 「セキュリティ設定、穴がないか心配」 と思ったら、「セキュリティ」の項目で設定ミスがないか一括点検する。
  • 「来週からアクセスが急増する予定」 なら、「サービスの制限」で上限緩和申請が必要か確認する。