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Amazon Lex

Amazon Lex

音声やテキストを使用した対話型インターフェース(チャットボット)を構築するための AWS サービスです。

最大の特徴は、 Amazon Alexa と同じ深層学習技術(音声認識と自然言語理解) を、専門的な AI の知識がなくても利用できる点にあります。

主な特徴と仕組み

Amazon Lex を理解する上で重要な要素は以下の 3 つです。

  1. ASR(自動音声認識): 話された音声をテキストに変換します。
  2. NLU(自然言語理解): テキストから「ユーザーが何をしたいのか(意図)」を汲み取ります。
  3. シームレスな統合: AWS Lambda と連携してバックエンド処理(データベース照会や予約の実行など)を行ったり、Amazon Connect と組み合わせてコンタクトセンターの自動応答を作成したりできます。

基本的な用語

用語 内容
インテント (Intent) ユーザーが達成したい「目的」のこと。(例:「タクシーを予約したい」)
サンプル発話 (Utterance) インテントを呼び出すための「言い回し」。(例:「車を呼んで」「予約をお願い」)
スロット (Slot) 目的を達成するために必要な「詳細情報」。(例:出発地、目的地、時間)
フルフィルメント (Fulfillment) ユーザーの目的を完了させるための「アクション」。(例:Lambda を実行して予約完了)

メリット

  • 高精度な対話機能: 曖昧な表現や言い間違いも、文脈から判断して適切に処理してくれます。
  • マルチプラットフォーム対応: Web サイト、モバイルアプリ、Slack、Facebook Messenger など、様々な窓口に展開可能です。
  • オムニチャネル対応: テキストチャットだけでなく、電話(音声)での自動応答にもそのまま応用できます。
  • スケーラビリティ: AWS のマネージドサービスなので、リクエスト数に応じて自動で拡張されます。

料金体系(従量課金)

サーバーの維持費などはかからず、リクエスト数に応じて料金が発生します。

  • テキストリクエスト: 1 リクエストあたり約 0.00075
  • 音声リクエスト: 1 インターバル(15 秒)あたり約 0.004
  • 無料利用枠: 最初の 12 か月間は、月間 10,000 件のテキストリクエストと 5,000 件の音声リクエストが無料で利用できます。